2人の女性との出会いから始まりました✨


⭐️1
人目の女性(2005年)

使い終わったタオルを使ってくれる所って、どこかないかなー?
使いすぎて固くなったタオル。捨てるのも何だか気がひける。何かに役立てないかなー
パソコンのキーボードをカタカタと検索をしていました。


するとある団体にたどり着きました。
そこは、殺処分される犬猫たちを引き取って
里親探しをされている団体で、動物たちのお世話用にタオルを集めているとのこと。

私はその方と連絡をとり、当時3歳の息子を連れて代表の方のご自宅へタオルを持って行きました。


ピンポーンとインターフォンを押すと、沢山の犬の吠え声が聞こえ、年配の女性が出てきました。
真冬なのに夏のワンピースを着て、顔からは汗が流れています。
『今犬のお世話しよったから、こんな格好でごめんねー。もうね、何十頭もいるから朝からご飯作って散歩に行ったりと大変なんよ💨』と。

『タオルわざわざ持ってきてもらって
助かります。ありがとう!』

わすが数分の出来事だったと思います。
沢山の殺処分されていく犬猫たちがいて、その子たちを必死で助けている人がいるんだ
動物園で働いていた事もあるのに、そんな事も知らなかった😞
どこか心苦しい気持ちで家に帰りました。



またタオルを集めて、次はその団体が里親探しをされている天神に、渡しに行きました。
その女性から、殺処分をされて行く犬猫たちの現状や、それを保護して育てていく事の大変さ、
里親さんを探して引き渡すことの難しさのお話を聞きました。



大きなお鍋にいっぱいお肉やお野菜を炊き込んで、手作りご飯を作る毎日。
ドッグフードフードじゃなくて、こんな作り方もあるんだ

自分の自由や財産を動物たちの為に使う
どうして優しい人たちが、こんな思いをしなくちゃならないんだろう



そんな光景を目の当たりにし、次第に私は何か協力出来る事はないかな?と考え始めました。
(庭がある家に引越せたら、野菜を育てて送ってあげられるかもしれないなぁ


丁度その頃、夫の会社がマンションのモデルルーム見学会に行ってくれるサクラを募集していたので、行くことになりました。
キレイなお部屋を見てテンションが上がった私たちは、その帰りにたまたま立ち寄ったハウスメーカーが、町内に1件だけ物件があったことがきっかけで、そこへ引っ越すことになりました。

土を入れ、耕し、畝を立て、種をうえる。
小さい畑でしたが、念願の野菜作りがスタートしました。



そして同時期に、自然食品店でパートをする事が決まり、無農薬で育てられた新鮮なお野菜をみて思いました。
このお野菜をわんちゃんたちに送ってあげたらどうだろう?

私は無理のない範囲で!と言う事だけ決め、毎月お野菜を送り始めました。
(最初は続けられるか不安でしたが、その後7年間送ることができました😭


次第に自分の畑の野菜も、段ボールに入れられる様になり、ワンちゃんたちがとても美味しそうに食べているよと報告を受ける事にとても喜びを感じました🥹

でもそこで気づきます。この小さな庭では送るのにも限界があるよね。と。



すると、息子の友達のおばあちゃんから声がかかりました。
余っている畑があるんだけど、一緒に畑をしてみない?と。
え?!なぜこのタイミングで?!と驚きながらも、思い切ってチャレンジする事にしました。

 


保護活動の女性と会ってから6年。畑を始め3年目を迎えた頃、私も犬と暮らしてみたいなぁと思うようになりました。

愛護センターに足を運び、犬の飼い方、譲渡の心構えの講習をうけました。
 



そして首を縦に振らない主人を、1年がかりで説得をし(飼う選択肢を増やすために、盲導犬のパピーウォーカーの研修会にも、子供たちも巻き込んで何回も参加しました😅)。
そして努力の結果あって、たまたま立ち寄ったペットショップで主人がひとめぼめをした1匹の黒い犬を飼うことになり、犬のいる暮らしがはじまります。

そこから私も里親探しをされている女性から教わりながら、犬のご飯を手作りし始めました。



⭐️2
人目の女性との出会い

犬を飼いたいと思い始めた頃、私はもう1人の女性と出会います。
それは自然食品店のパートでレジをしていた時に、お買い物をしにきた女性です。


レジを打っている時、彼女の携帯が鳴りました🎵
『ん???これってマイケルジャクソンのJAMって曲じゃない?もしかしてファン?!』


彼女は沢山の食材を買われていたので、駐車場まで一緒に商品を運びました。
別れ際、
『もしかしてマイケルのファンですか?』
『そうなんですー。亡くなってからですけど〜』
『えー。ほんとですかー?
 私も亡くなってからのファンなんです〜』
そこから彼女とマイケルの話で大盛り上がりをし、ランチをする約束をしました。


話を聞いていると、彼女は大牟田のご自宅でオーガニックの素材を使った天然酵母のパン屋さんをしている事。
県外からもお客さんが沢山買いに来られる人気店であること✨
またお料理とパン教室の講師でもある事。
(すごい人やん😱😱😱
以下彼女の事を和ちゃんと呼びます


動物栄養管理士の資格を持っている和ちゃんは、犬と保護猫も飼われており、犬は手作りご飯で育てて今るとの事。

そしてさらに『いつか動物に関わる事をしたい』と願っている事

私と彼女は最後の部分で意気投合しました。
いつか動物の事を一緒にしよう!と。


その約束から11年が経ちました


人の歳月には様々な出来事が起こります。


色々な事を経験しながらも、私はいつか誰かが殺処分されるワンコの為にご飯を作っている人が、野菜が必要になった時。
うちの野菜を使ってください!と言える自分になろうと。 


そんな日が来るのかどうかも分からないけど、
いつかその時が来ると願いを込めて、
そのためだけに14年間畑を続けて来ました。
(だって、家族3人分+1匹のお野菜なら、買った方が断然安いし、明らかに楽ですもん😅



犬猫殺処分が0になってほしいと願っています。
正直どうしたらいいのか分かりません。
でも自分ができる事は何か?と問いかけた時に、安心安全なお野菜で犬や人のご飯を作って頂いただく。
私の体操教室が、飼い主さんの健康にお役にたてれば
そんなことしか思いつきません。


犬のご飯だって、人のご飯をだって
動物たちのお肉も入っています。
何が良くて、何が悪いのかも分かりません。
それでも、人はそれらを受け取って生きていくしかなく…。


救う命は沢山あるけど、
私は17年前に出会った1人の女性とのご縁で
今ここを生きています。
諦めなかったお陰で、ステキな畑の師匠や仲間もできました。
どうしたらいいやろ〜?
困ったら助けて〜!と言える人がいると思うだけで、心強いです💪😂


そう考えると、ふつーの主婦の私は、動物と植物のたちのお陰で成長させてもらっています。


まとめ方が分からなくなりました。
どうしましょう
読んで下さった方が思いが強すぎん?
引いてないかな?とかも気になりますが😅
まぁ、しょうがない。いいです、いいです笑

実際の私はもっと気楽な人ですよー
(自分で言うなー)


あっ、そうです。和ちゃんと私は、食を通じて、人間も含めた動物たちが幸せになっていく世の中を、皆んなで一緒に考えながら作って行きたいと考えています

京都に住んでいる為、未だ実現が叶いませんが💦
諦めずに、私は私に与えられた事を丁寧に積み重ねて行きたいと思っています✨


長々と私の歴史を読んでくださってありがとうございました🙇‍♀️

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